このセクションでは、Test Signals on DVD の利用法の説明をかねて、手持ちの機器の測定結果を掲載しています。

機器には個体差があり、また同じ型番でも常に改良が行われていますので、ここでの計測結果はあくまでも参考程度にお考えください。

計測には十分注意を払っておりますが、測定ミスがないとは言い切れませんし、測定機器の精度も完璧には程遠いと思われますので、そのあたりも考慮してください。また、コメントについても想像を交えながら書いていますので、間違いも多いかと思います。そのような場合はご指摘いただけると助かります。

また、特定のメーカーや製品を毀誉褒貶する意図はまったくないことを表明いたします。


使用機材
波形モニター LEADER LBO-5865  
ベクトルスコープ LEADER LBO-5851A  
サウンドカード Sound Blaster X-Fi Elite Pro オーディオ測定用
FFTソフトウェア WaveSpectra V1.31 (c)efu 同上
デジタルカメラ CANON IXY Digital500 掲載写真撮影用
デジタルマルチメータ FLUKE 45 校正に使用
周波数カウンタ ADVANTEST TR5823 同上
オシロスコープ Panasonic VP5516A 同上
デジタルオシロスコープ Panasonic 5720A 同上
オシレータ NF回路ブロック E-1205 同上

測定方法
DVDプレーヤ、PC TV-Out
DVD再生信号を波形モニタ、ベクトルスコープで観測しデジタルカメラで撮影しています。
オーディオについてはラインアウトをサウンドカードへ入力しWaveSpectraでリアルタイム表示し画面キャプチャしています。

ビデオキャプチャ
基準となるDVDプレーヤ(現在のところコンポジット、S-VideoはDV-HRD30、コンポーネント信号はDVP-NS715Pを使用)の再生出力をキャプチャし、出来上がりのMpegファイルを弊社作成のビューアソフトで観察しています。このソフトはファイル上の映像データを波形モニタで観測したように描画します。
オーディオについてはMpegファイルがら音声を分離後、WAVファイルに変換し、WaveSpectraのファイルモードで表示し画面キャプチャしています。

ビデオキャブチャデバイスは大きく分けるとチューナ、ビデオデコーダ、Mpegエンコーダから構成されています。ここではチューナの測定は行えないのは当然として、Mpegエンコーダについても、その性能はおもに動き予測とビット配分のアルゴリズムによりますので、静止画では測定はできません。結局ここでの測定はビデオデコーダの静特性が中心になります。



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