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放送電波(映像)をリアルタイムでチェックする目的で17〜20ラインにテスト信号が挿入されています。この信号のことをVITS(Vertical Interval Test Signal)と呼びます。ここではVITSとしてよく使用される信号を収録しました。ただし17〜20ラインに挿入することはできませんので、有効映像領域全体に表示されます。 | |||
NTC7コンポジット1ラインで複数の特性をチェックすることができるように工夫された信号です。 12.5Tパルスのクロマ信号の位相は60.8度(マゼンタ方向)、変調ステアステップの輝度信号は0IREから90IREまで18IREステップ、クロマ信号の振幅は40IREp-p、位相は180度です。 |
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FCCコンポジットNTC7コンポジットと似ていますが信号の順序が異なり、左から変調ステアステップ、2Tパルス、12.5Tパルス、100%ホワイトバーと並んでいます。また変調ステアステップの輝度信号は0IREから80IREまで16IREステップ、となっています。 |
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FCCマルチバースト一番左に100%ホワイトフラグがあり、それに続いて0.5MHz、1MHz、2MHz,3Mhz、3.58MHz、4.1MHzのバースト信号が並んでいます。この部分は輝度レベル40IRE、振幅は60IREp-pになっています。 |
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FCCカラーバー75%カラーバーの75%白の部分を100%白に置き換え、右端に0IRE黒を付け加えたもので、波形モニタで、輝度、クロマのレベル調整を行いやすくしたものです。 |
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FCCカラーバー&バーストFCCカラーバーとFCCマルチバーストをシュリンクして横に並べたものです。 |
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NTC7コンビネーションマルチバーストと変調(クロマ)ペディスタルを横に並べた信号です。 最初に100%ホワイトフラグがあり、マルチバーストの周波数は 0.5MHz、1MHz、2MHz、3.58MHz、4.2MHzでレベル50IRE、振幅50IREp-pです。変調ペディスタル部分はレベル50IRE、サブキャリア振幅は、20、40、80IREp-p、位相は90度です。 |
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マルチバースト100/70FCCマルチバーストと似ていますが、レベルは50IRE、振幅は100IRE及び70IREになっています。 |
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マルチパルス100/70基準パルスに続いて、2Tパルス、1.25MHz変調25Tパルス、2、3、3.58、4.1MHz変調12.5Tパルスが並んでいます。振幅は100IRE及び70IREです。マルチバースト同様、各周波数の振幅に加えて、遅延を測定することができます。 |
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Sin(X)/X正極性及び負極性のSin(X)/X(sinc関数)信号が基準パルスをはさんで並んでいます。 sinc関数はナイキスト周波数まで平坦なスペクトルを持っていますので、スペクトルアナライザやFFTアナライザで周波数特性を測定する際に使用されます。 |
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スイープ基準パルスと1MHz〜4.2Mhzのスイープ信号です。レベルは45IRE、振幅は50IREp-pです。基準パルスの幅が異なる2種類を収録しています。 |
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1.7MHz&1.3MHz基準パルスに続いて、1.7MHz、1.3MHzのバーストが並んだ信号です。用途は不明です。 |
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GCR信号ゴースト除去用基準(GHOST CANCEL REFERENCE)信号です。立ち上がり部分はナイキスト周波数4.177MHzのsinc関数を積分した形になっています。放送電波の18ラインに8フィールドで一巡するパターンで挿入されています。 |
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変調ペディスタル輝度レベル50IRE、サブキャリア振幅は、20、40、80IREp-p、位相は180度です。 |
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VIRVirtical Interval Refefence Signalと呼ばれている信号で、左半分が輝度70IRE、サブキャリア40IREp-p、180度、右が輝度50IREと0IREになっています。 |
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レッドフィールド 100/88.2輝度レベル28.3IRE、サブキャリア振幅100IREp-p、位相103.4度、及び輝度レベル21.5IRE、サブキャリア振幅88.2IRE、位相103.4度のレッドフィールド(実際は1ライン)です。 |
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